【献血レポ】かわさきルフロン献血ルームに行ってみた
前回は献血カードや事前問診回答機能が備わった「ラブラッドアプリ」や進撃の巨人コラボキャンペーンについてご紹介しました。
更新から少し時間が空きましたが、ラブラッドアプリをダウンロードした流れで献血に行ってみたので、かわさきルフロン献血ルームでの体験レポをご紹介します。
かわさきルフロン献血ルーム体験レポ
かわさきルフロン献血ルームは、川崎屈指の商業ビル「川崎ルフロン」9階にある、2011年に移転したばかりの綺麗な献血ルームです。
入口に消毒液が置いてあるので手指の消毒をし、受付で体温を測ってもらいます。
荷物をしまう&セルフ血圧測定
受付後はロッカーに荷物を預けます。少し大きめのロッカーもありますので、ショッピングを楽しんだ後、荷物が多くても安心ですね。
その後はロッカーの隣にある測定器で血圧を測ります。以前は問診時にお医者さんが測定してくれましたが、最近セルフ測定になったようです。
タブレット端末で問診回答
献血用のバーコードがついたリストバンドをつけてもらい、タブレット端末で問診回答します。ラブラットアプリから事前問診回答を行っていれば1部の操作が不要になります。
医師による問診
個室で医師による対面での問診があります。タブレット端末での問診回答を元に問診されることがほとんどですが、今回はじめて女医さんに問診して頂きました。
いつも通り食事の時間や睡眠時間の質問かと思ったら「口内炎の有無」や「擦り傷の有無」を聞かれたのでちょっと焦りました。
もちろん口内炎や傷があると献血はできないのですが、改めて聞かれるとあったっけ?と焦ってしまう悲しきアラフォー…。
採血前検査
画像ではわかりにくいのですが、問診が終わったら待合室から奥の採血室(入口から見て左)に移動して採血前検査を待ちます。
番号が呼ばれたら看護師さんが血管の状態を見て下さり、献血する腕じゃない方の腕から前検査用の採血をしてくれます。
血液はその場ですぐに測定機械にかけ、ここで献血可能かどうかの判断を検査数値を見て行われます。
ヘモグロビン濃度が心配でしたがバッチリありました!良かった!!
呼び出しを待つ
採血前検査に合格したら、採血用ベッドの用意までしばらく(10分~20分程度)時間が空きます。
かわさきルフロン献血ルームでは呼び出しシステムが導入されました。ポケベルを持たされるので、呼び出しがあるまではどこにいても自由です。
この時にお手洗いや水分補給を済ませておきましょう。無料の自動販売機は待合室に2台設置してあります。献血前に2杯は飲んでおいた方が良いそうです。
ベルが鳴ったら呼び出された番号のベッドまで行きます。
採血準備
採血用ベッドには土足のまま上がる事ができます。
採血用ベッドにはスポーツドリンクが置いてあります。無料自販機のドリンクも持ち込みOKです。
この日は成分献血(血漿)でした。私は体温が高めですが、末端冷え性なのでいつも採血する方の腕を温めてもらっています。
採血履歴がわかるようで、この日の看護師さんの予想では終了まで90分掛かるとのことでした。「血管は太いけど、採血スピードは遅い」部類のようです。ちなみに血圧も100いかないので低めです。
採血中
テレビを見る人、昼寝する人、本を読む人それぞれいます。ベッドの角度は看護師さんに調整してもらえるので気になったらお願いしましょう。
成分献血なので採血&戻す作業を機械が自動で繰り返します。
採血(献血)が終わったら
この日の採血は90分で終了しました。看護師さんの予想通りでしたね。採血後は砂時計が落ちるまでベッドの上で待機します。
砂時計が落ちた後に血圧を測ってもらうのですが、中々数値が上がらず。ちょっと長めにベッドの上に待機しました。
この日は気合いをいれてスポーツドリンクを飲みすぎたのでかなりお手洗いがピンチでした。
前回も飲みすぎたのに全く学習しない自分の愚かさが憎い…。
が、なんとかギリギリ間に合い、九死に一生を得ることができました。みなさまも飲みすぎにはくれぐれもご注意ください。
プレゼント(処遇品)をもらう
献血後にもらえるプレゼントを楽しみにしている人も多いのではないでしょうか。正式には「処遇品」と呼ぶそうです。ルフロン献血ルームでは
の中から選んでもらうことができます。ハーゲンダッツを選びたいのですが、いつも飲み物でお腹がタプタプ状態なのでカレーを選んで母にあげています。温めずに食べられるのでお弁当にちょうどいいそうです。
よく見たら5年保存って書いてありますね。今度からは災害時の保存食として取っておくことにします。
神戸ドーナツは平日13時まで受付した人へ向けた特典です。今回は珈琲味でしたが、前回はプレーン味でした。
平日14時以降に、予約のうえ400mL献血をした人にはごはんのお供3点セットがプレゼントされるそうです。
詳しくはこちらから↓↓
待合室で指定の時間まで待機
転倒防止のため、指定の時間まで待合室で過ごします。もちろんこの間もドリンクは飲み放題です。バッチリ水分補給をして体調を万全にしておきましょう。
きれいな待合室です。雑誌が中心で漫画は置いてなかったとおもいます。漫画が読みたい人は「横浜Leaf献血ルーム」がおすすめです。
待機時間まで含めると成分献血が終わるまでざっと2時間弱といったところでしょうか。
前々回のブログで記載しましたが、成分献血は時間が掛かり、採血速度には個人差があります。早めに終わらせたい方は400mlがおすすめです。
かわさきルフロン献血ルームのあれこれ
ここからはかわさきルフロン献血ルームでのサービスやあれこれを紹介します。
お子様見守りサービス
かわさきルフロン献血ルーム内には小さいながらもキッズスペースがあります。
生後6カ月~就学前の子供を対象とした「お子様見守りサービス」を毎月第2木曜日の13:00~16:00の間で実施しており、小さな子供がいる保護者でも安心して献血することができます。
前日12時までの事前要予約が必要ですが、保育士資格を持つボランティアと、赤十字奉仕団員が保護者が献血中に子供を見守ってくれるありがたいサービスです。
キッズスペースの利用
同行者が必要ですが、キッズスペースの利用はいつでもできます。川崎ルフロンはカワスイもありショッピングも楽しめます。家族連れで遊んで休憩がてらキッズスペースを利用し、夫婦交代で献血するという方もいるようです。
ちなみに授乳中のお母さんは献血できません。母乳の材料は血液ですから、日々献血しているようなものです。輸血用血液に不適切なわけではなく、母体保護が目的のようですね。
11月から土日祝の受付時間と成分献血予約の案内が変更に
2022年11月から土日・祝日の受付時間が「9:30」からになり、成分献血は原則予約者のみの受付になる(キャンセル待ちはできる)ようです。
ふらっと行きたい気持ちはわかりますが、やはり待ち時間短縮のために予約はしておいた方が良さそうです。
かわさきルフロン献血ルームで気を付けたいこと
トイレの水圧がとにかく弱いです。ペーパーはなるべく薄めにし、こまめに流しましょう。水圧が弱いと張り紙がしてありますが、想像以上に弱いです。
流れてないものを目撃したこともあります。また、中々流れず焦ったこともあります。これだけは絶対に気を付けて下さい。
かわさきルフロン献血ルームの場所
JR川崎駅の改札を出て右に進み、両サイドをアトレに挟まれた東口方面の階段を降り、右手に進むと突き当りに「川崎ルフロン」があります。
エレベーターorエスカレーターで9階まで上がります。エレベーターはAM10:00前は稼働していない場合もあるので注意が必要です。
まとめ
かわさきルフロン献血ルームはよく行く献血ルームの1つですが、いつもスタッフさんがとても親切で優しいです。ラゾーナとアトレへのアクセスも良く、ちょっとした用事がてら通いやすい場所です。
私の献血ルーチンは、ショッピングをして美味しいものを食べてから献血します。社会貢献すると言い訳を添えて身体が喜ぶちょっと良い食事を罪悪感なく頂けるのが献血の醍醐味としてます。